2025年12月14日

坐骨神経痛といわれる症状はとても幅広い
「お尻が痛い」「太ももに違和感がある」「長く座っているとつらい」
このような症状があると、坐骨神経痛と説明を受けることが多くあります
ただし坐骨神経痛は病名というより、症状の総称として使われることが多く、原因は一つとは限りません。

実は坐骨神経以外の神経が関係することも
お尻や腰まわりには複数の神経が走っています。
その中の一つが上臀皮神経です。
この神経に負担がかかると、腰やお尻の痛みとして感じられ、坐骨神経痛と似た症状を示すことがあります。
上臀皮神経が関係すると出やすい特徴
上臀皮神経が関係している場合
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お尻の上の方が痛い
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押すとピンポイントで痛みが出る
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動きによって痛みが変わる
といった特徴がみられることがあります。
ただし、これだけで判断できるものではなく、総合的な確認が必要です。
病院で坐骨神経痛と説明を受けていた方の一例
当院に来院された方の中には、病院で「坐骨神経痛」と説明を受けていたものの
動作や体の使い方、痛みの出方などを確認した結果
『上臀皮神経』が関係している可能性が考えられたケースもあります。
状態を総合的に確認した上で施術を行いました
その方には、触診や動体評価での状態確認を行い
日常生活での負担や体のクセも踏まえたうえで
状態に合わせた運動指導、鍼灸施術を行いました。
結果として、動きやすさの変化を感じられたとのお声をいただいています


痛みの原因は「一つ」とは限らない
同じ「坐骨神経痛」という言葉でも、
筋肉・関節・神経など、関係する要素は人それぞれ異なります。
そのため、痛みが長引く場合や変化を感じにくい場合は、
別の視点から体をみることも大切です。
気になる症状があれば早めの確認を
当院では、状態を分かりやすくお伝えしながら、
施術方針を一緒に考えることを大切にしています。
お尻や腰の痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
ご予約はこちらからお待ちしてます
