2026年7月23日

こんにちは。
前原接骨院・鍼灸院です。
今回は、成長期の野球選手にぜひ知っていただきたい「OCD(上腕骨小頭離断性骨軟骨炎)」についてお話しします。
OCDとは?
OCDとは「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎」のことで、成長期の野球選手に多くみられる野球肘の一つです。
投球動作を繰り返すことで肘の外側に負担がかかり、骨や軟骨に障害が起こります。
特に小学高学年から中学生に多く、将来の野球人生を左右する可能性もあるため、早期発見・早期対応が非常に重要です。
一番怖いのは「痛みがない」こと
OCDの怖いところは、初期には痛みがほとんどないことです。
「痛くないから大丈夫」
「普通に投げられるから問題ない」
そう思っている間にも病変が進行してしまうケースがあります。
実際に当院で行っている野球肘チェックでも、痛みが全くない選手からOCDが疑われる所見が見つかり、専門医へ紹介したケースがあります。
症状だけでは判断できないため、定期的なメディカルチェックが重要になります。

こんな症状はありませんか?
・投球後に肘の外側が痛い
・肘が最後まで伸びない
・肘を曲げ伸ばしすると引っかかる感じがある
・ボールの球速が落ちた
・コントロールが悪くなった
・練習後だけ違和感がある
このような症状がある場合は、早めの検査をおすすめします。

エコー検査だからできる早期発見
当院では野球肘チェックに超音波(エコー)検査を使用しています。
エコー検査は放射線を使用しないため、成長期のお子さまでも安心して検査を受けることができます。
また、骨の表面の変化を確認できるため、異常が疑われた場合には速やかに整形外科をご紹介し、レントゲンやMRIなどの精密検査につなげることができます。

早く見つかれば手術を防げる可能性も
OCDは初期の段階で発見できれば、投球制限や保存療法によって改善が期待できます。
一方で、発見が遅れると病変が進行し、手術が必要になるケースもあります。
だからこそ、「痛くなってから」ではなく、「痛くなる前」にチェックすることが大切です。
年に1回では足りないことも
成長期の子どもの身体は短期間でも大きく変化します。
シーズン中は投球数も増え、数か月で病変が進行することもあります。
そのため、野球肘チェックは年に1回だけではなく、シーズン前・シーズン中など定期的に受けることをおすすめしています。
前原接骨院・鍼灸院の野球肘チェック
当院では野球選手の未来を守るため、野球肘の啓発活動にも力を入れています。
エコーによるチェックだけでなく、
・肘の状態の説明
・保護者の方へのアドバイス
・今後の投球管理
・必要に応じた整形外科への紹介
まで責任を持って対応しております。
「痛みがないから大丈夫」ではなく、「痛みが出る前に確認する」。
これが大切なお子さまの肘を守る第一歩です。
野球を長く楽しむためにも、ぜひ定期的な野球肘チェックをご活用ください。
